こだわりの土づくり

「良い野菜は、良い土から育つ」の考えのもと、代々土づくりにこだわってきました。除草剤、殺虫・殺菌剤、土壌殺菌剤などを極力最小限に使用しないことで“生きた土”を目指しています。

肥料も、有機質肥料を取引していた肥料会社と相談をし、施肥設計そして試作、その後試行錯誤を繰り返してきました。

その土づくりの特徴は、土中発酵という方法です。当農場の水田からの稲ワラを、隔年春か秋にハウス内の土にすきこみます。材料は米ぬか、発酵菌、魚カス、カニガラなど、約10種類の有機質原材料を混合し、散水、ハウスを密閉して温度をかけることで、ハウス内でそのまま肥料の原料を発酵させています。

 ですが、虫の対策が100%防除できるものが、技術的に難しくどうしても防ぎきれません。殺虫剤には頼らずに、100%の有機栽培、無農薬栽培に近づけていくことを課題として、これからもより良い野菜を皆様にお届けしていきます。

年間作付スケジュール

播種…○ 定植…△ 収穫…☆

ほうれん草は11棟のハウスを、播種時期を少しずつずらして栽培しています。2月から収穫できるほうれん草は、越冬ほうれん草です(寒じめほうれん草ではありません)。 ゴボウは、5月に播種した作付面積の半分を10月に堀り上げ、残り半分を4月に掘り上げています。 春菊は露地栽培をしており、ほうれん草の様に播種時期を一定面積で少しずつずらして栽培しています。

Q&A

坂本農場のほうれん草はどこで売ってますか?

ほとんどが市場へ出荷し、仲卸業者が間に入って売買されているため、地元のスーパーだったり本州に送られたりしています。(私ども生産者も、常に同じスーパーで見かけるということはありません。ごめんなさい。) あとは「生活クラブ生活協同組合」さんと契約しているので、札幌の方はこちらからも購入できます。
生活クラブ北海道

坂本農場のゴボウはどこで売ってますか?

ゴボウも、ほうれん草と同じく仲卸業者さんが卸しているんですが、ゴボウはわかります!道南のテーオーストア、ラルズマート、ダイエーで販売してもらっています。 ゴボウも生活クラブさんとの契約をしていますので、そちらでも購入できます。

有機無農薬栽培なんですか?

「はい」と言いたいところなんですが、平成13年4月よりJAS法が改正になり、”有機栽培””無農薬栽培”という表示をするには、国が定めた認証機関に申請し、検査をうけなければならなくなりました。
この申請・検査、実はとても煩雑な上、悲しいことに実際、改正JAS法施行後に認証を受けた農家が実は農薬をつかっていたという例もあります。 当農場はいわゆる無農薬有機栽培農家ですが、どうしても法律上、表示してはいけないというのであれば「有機無農薬」と表示できなくともかまいません。ただ、当農場の栽培方法を伝えるのに最も便利かつ的確な言葉が「有機無農薬」なんですね。 坂本農場は「有機無農薬栽培の野菜だから」ではなく「坂本農場の野菜だから」と消費者の皆様に食べていただきたいと思っています。なので、そのための最大限の努力をさせていただきます。

直接買いに行ってもいいですか?

事前にご連絡いただければ是非買いに来てください。坂本農場は消費者の方と直接触れ合うことは少ないので、楽しみにしています。

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